面接で差がつく!「高校生活で頑張ったこと」|自分の経験を言語化する方法と例文を紹介

「高校生活で頑張ったこと」は、面接や志望理由書でよく聞かれる定番の質問。「これといった実績がない……」と思っている人でも、伝え方のコツを知れば自分の経験をしっかりアピールできる場です。本記事では、部活や勉強、行事、人間関係などの例文と、経験を言葉にする方法をわかりやすく紹介します。
「高校生活で頑張ったこと」とは?7つの例文を紹介
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「高校生活で頑張ったこと」は、面接や志望理由書でよく聞かれる質問です。答える内容に迷う高校生も多いですが、大切なのは“特別な実績”より、どんな気持ちで取り組んだかというプロセスです。
まずは、よくあるテーマ別の例文を見ながら、自分の経験に近いものを探してみましょう。
1. 部活動の例文
私が高校生活で一番力を入れたのは、サッカー部の活動です。県大会ベスト8を目標に、毎日の練習に取り組みました。
しかし、1年生の頃は技術不足で思うように試合に出られず、悔しい思いをすることが多くありました。そこで、放課後の部活に加えて朝練を自分から提案し、基礎練習とフィジカルトレーニングを継続。先輩や顧問の先生にもアドバイスを求め、苦手なトラップやパスの精度を重点的に鍛えました。
その結果、2年生の夏には途中出場の機会が増え、3年生ではスタメンとして県大会出場に貢献。この経験から、小さな努力を積み重ねれば結果につながることと、目標に向けて自分から行動する大切さを学びました。今後もこの姿勢を忘れず、チームや周囲に貢献していきたいです。
2. 勉強の例文
高校生活では、苦手だった英語の克服に力を入れました。中学生の頃から英語が苦手で、入学当初もテストの点数はクラス平均を下回っていました。
このままでは志望校合格が難しいと感じたため、まずは教科書と基礎問題にしぼって復習することにしました。授業で分からなかったところはその日のうちに先生に質問し、単語帳も毎日少しずつ進めました。定期テスト前だけでなく、スキマ時間にも音読やリスニングを続けるよう意識しました。
その結果、2年生の後半には英語の点数が安定して80点台を取れるようになり、模試の偏差値も大きく上がりました。この経験を通して、苦手なことでもあきらめずに工夫しながら続ければ、必ず成長できると実感しました。大学入学後も、弱点から目をそらさず、計画的に取り組んでいきたいです。
3. 学校行事(文化祭や体育祭など)の例文
私が高校生活で頑張ったことは、文化祭実行委員としてクラス企画を成功させたことです。最後の文化祭をみんなの思い出に残るものにしたいと思い、立候補しました。
しかし準備が始まった当初は、意見がまとまらず話し合いが長引いたり、「忙しいから」と協力してくれない人がいたりと、なかなか計画通りに進みませんでした。そこで私は、やることを小さな仕事に分け、できるだけ一人ひとりに役割を振り分けるようにしました。また、週に一度は短いミーティングを行い、進み具合を共有して不安や不満をその場で解消するよう心がけました。
その結果、直前にはクラス全員が自分の役割を理解し、当日も大きなトラブルなく企画をやり切ることができました。この経験から、多くの人が関わる場では、こまめなコミュニケーションと役割分担が大切だと学びました。将来も、チームで動く場面でこの学びを活かしたいです。
4. 人間関係の例文
高校生活の中で特に意識して頑張ったのは、人間関係づくりです。もともと人見知りで、自分から話しかけることが苦手でしたが、「せっかくの高校生活をひとりで過ごしたくない」と思ったことがきっかけでした。
まずは毎日自分から挨拶をすることを目標にし、席の近いクラスメイトには休み時間に話しかけてみるようにしました。いきなり深い話をするのではなく、授業や部活、好きな音楽など、相手が話しやすそうな話題を選ぶよう工夫。最初は緊張しましたが、繰り返すうちに少しずつ会話が弾むようになり、一緒にお昼を食べる友達もできました。
この経験から、「相手も自分と同じように緊張しているかもしれない」「自分から一歩踏み出せば関係は変えられる」ということに気づき、これからも相手の気持ちを考えながら、自分から心を開いて関係を築いていきたいです。
5. 資格/検定の例文
私は高校時代、漢字検定2級の取得に挑戦しました。将来の進学や就職で役に立つと思ったことと、自分の国語力を高めたいと感じたことが理由です。
部活動との両立が難しく、最初の受験では合格点に届きませんでしたが、結果を振り返ると、復習が十分にできていなかったことが原因だと分かりました。そこで、間違えた問題だけを集めたノートを作り、通学時間や寝る前の10分を使って繰り返し見直すようにしました。また、過去問を時間を計って解く練習も取り入れ、本番と同じ感覚で勉強することを意識しました。
その結果、2回目の受験で合格。この経験を通して、失敗から原因を分析し、やり方を変えて再挑戦することの大切さを学びました。今後も一度でうまくいかなかったときこそ、あきらめずに改善を続けていきたいです。
6. アルバイトの例文
私が高校生活で頑張ったことは、飲食店でのアルバイトです。働き始めたきっかけは、進学のための費用を自分でも負担したいと思ったことで
す。
最初は注文を聞き取れなかったり、忙しい時間帯にミスをしてしまったりと、うまくいかないことが多く落ち込む日もありました。そこで、メニューを自宅で繰り返し覚えたり、先輩スタッフの接客を観察してよい点をメモしたりと、自分なりに改善点を探すようにしました。また、同じミスを繰り返さないために、失敗した理由を必ず振り返り、小さな目標を立てて勤務に臨むようにしました。
その結果、1ヶ月ほどでお客様から「ありがとう」と声をかけてもらえる機会が増え、店長からもレジ業務やシフト調整など新しい仕事を任されるようになりました。
この経験を通して、仕事には責任を持って向き合うこと、そして改善を続ければ必ず成長できることを学びました。今後も環境に合わせて自分から行動し、周囲に貢献できる人でありたいと思っています。
7. ボランティアの例文
私が高校生活で頑張ったことは、地域の清掃ボランティアへの参加です。通学路にゴミが多いことが気になっていたとき、学校でポスターを見かけたのがきっかけでした。
最初は友人と2人で月に一度参加するだけでしたが、続けるうちに通学路が少しずつきれいになっていくのを感じ、「もっと多くの人と一緒に取り組みたい」と思うようになりました。そこで、クラスメイトにも声をかけたり、SNSで活動の様子を発信したりして、参加を呼びかけし、その結果、徐々に参加者が増えて今では同じ学校の生徒だけでなく、地域の方々とも一緒に活動できるようになりました。
この経験を通して、自分ひとりの力は小さくても、行動を続けたり周りに呼びかけたりすることで、少しずつ環境を変えられることを実感。これからも身近なところからできることを見つけて、行動していきたいです。
「高校生活で頑張ったこと」が伝わる書き方の基本

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「高校生活で頑張ったこと」を話すときは、内容よりも「どんな順番で、どう説明するか」が大切です。面接官が理解しやすく、あなたの魅力が伝わる答え方には共通する“型”があります。それが、「結論 → 行動 → 結果 → 学び」という流れです。
この4つのステップにそって話すだけで、どんなテーマでも分かりやすく伝わります。
結論と取り組んだ理由
最初に「何に力を入れたのか」を短く伝えます。そのあとに、「なぜ頑張ろうと思ったのか」という理由を添えると、あなたの行動の背景が相手に伝わりやすくなります。
| ■ポイント
最初の1〜2文で簡潔に“目的”や“きっかけ”を書けると説得力が出る 長く説明しない(最初は短く) |
| ■例文の型
「私が高校生活で頑張ったことは〇〇です。〇〇したいと思い、この取り組みに力を入れました。」 |
行動と工夫を具体的に
次に、「実際にどんな努力をしたか」を具体的に説明します。ここがとくにボリュームのある部分で、あなたの頑張りが相手に伝わるポイントです。
| ■ポイント
事実に基づいて書く 数字(回数/期間/点数など)が入ると分かりやすい 困ったことや課題にどう向き合ったかを書くと魅力的 |
| ■例文の型
「当初は〇〇という課題がありました。そこで私は△△する工夫を続けました。」 |
結果と学びを簡潔に書く
最後に、「その取り組みの結果どうなったか」「何を学んだか」をまとめます。面接官はこの“学び”の部分をとくに重視しているポイントです。
| ■ポイント
結果は大きくなくてもOK 大事なのは“どう成長したか” 将来にどうつながるかを書けると評価UP |
| ■例文の型
「その結果〇〇という変化がありました。この経験から△△の大切さを学び、今後も活かしていきたいです。」 |
「高校生活で頑張ったこと」を聞く理由

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面接で「高校生活で頑張ったこと」を聞かれるのは、ただの思い出話を知りたいからではありません。あなたがどんな人で、どんなふうに成長できる人なのか を見るための重要な質問です。ここでは、面接官がこの質問をする4つの理由を紹介します。
人柄や価値観を見るため
高校生活のエピソードには、その人の性格や大切にしている価値観が表れます。
たとえば、部活を最後までやり切った人からは「継続力」、苦手科目に取り組んだ人からは「素直さ」や「努力家な面」が感じられるでしょう。面接官が知りたいのは、あなたが“どんな人”かです。活動内容の派手さより、「どう考えて行動したか」が評価されます。
物事への向き合い方を見るため
面接官は、あなたが 目標や課題に対してどう向き合うタイプなのか を知りたがっています。これは、入社後、入学後にどんな姿勢で物事に取り組むかを予測するためです。
「困ったときにどう行動した?」「諦めずに工夫した?」「どんなところで頑張った?」こうした“取り組み方”は、将来の成長や活躍のイメージにつながる大事な材料になります。
経験からの学びを知るため
どんな経験も、その後にどう活かしたかが重要です。面接官が注目しているのは、
「その経験から何を感じたのか」「どんな気づきや成長につながったか」「次に活かせるように考えたか」といった振り返りの深さ。
大きな成果がなくてもOKです。小さな成功や失敗から学びを見つけられる人は、伸びしろが大きいと評価されます。
コミュニケーションを見るため
この質問では、あなたが 相手にわかりやすく説明できるか という点も見られています。話の組み立て方や伝え方には、コミュニケーションの力が表れるからです。
「結論から話せているか」「話が長すぎないか」「わかりやすい言葉で説明できるか」
こうしたポイントから、入学、入社後に周りの人と円滑にやり取りできるかどうかを判断しています。
「高校生活で頑張ったこと」を魅力的に見せるポイント

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同じエピソードでも、“伝え方”次第で印象は大きく変わります。
ここでは、高校生活の経験をより魅力的に、分かりやすく伝えるためのコツを紹介します。
具体性を意識する
あいまいな表現より、数字や行動が分かる具体的な描写のほうが強く伝わります。
| NG例:「部活で努力しました」
OK例:「毎日30分早く学校へ行き、苦手なサーブの練習を続けました」 |
このように、「どれくらい」「どのくらいの期間」「どんな工夫をしたか」が含まれていると、相手の頭にイメージが浮かび、説得力がぐっと高まります。
誇張せず事実で伝える
良く見せようとして成果を盛ってしまうのは逆効果です。面接官はたくさんの学生を見ているため、不自然な話はすぐに気づきます。
大切なのは 成果そのものより、取り組みのプロセスや学び。たとえ小さな成長でも、あなたがどう考え、何に向き合ったのかが伝われば、十分魅力的なエピソードになります。
「小さくてもリアルな経験=信頼される話」なので、事実をそのままていねいに伝えることが近道です。
自分らしさを添える
同じような部活、勉強の話でも、「あなたにしかない視点や気持ち」が入ると印象が強く残ります。
たとえば、「なぜその瞬間に頑張ろうと思ったのか」「どんな気持ちの変化があったのか」「その経験が今の自分にどうつながっているのか」といった“自分だけのストーリー”を少し加えるだけで、伝わり方が大きく変わります。
「あなたらしさ=他の人にはマネできない魅力」だからこそ、エピソードのどこかに少しだけ自分の気持ちを乗せると、ぐっと深い内容になるでしょう。
「高校生活で頑張ったこと」がないときは?

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「高校生活で頑張ったことが思い浮かばない……」と感じる人もいますが、大きな成果がなくても、日常の中をていねいに振り返ると、アピールにつながる経験が見つかることがあります。ここでは、その見つけ方を3つの視点から紹介します。
日常の中から探す方法
同じような部活、勉強の話でも、「あなたにしかない視点や気持ち」が入ると印象が強く残ります。
たとえば、「なぜその瞬間に頑張ろうと思ったのか」「どんな気持ちの変化があったのか」「その経験が今の自分にどうつながっているのか」といった“自分だけのストーリー”を少し加えるだけで、伝わり方が大きく変わります。
「あなたらしさ=他の人にはマネできない魅力」だからこそ、エピソードのどこかに少しだけ自分の気持ちを乗せると、ぐっと深い内容になるでしょう。
日常の中から探す方法
実は“頑張ったこと”の多くは、普段の習慣や積み重ねの中に眠っています。次のように「自分の生活」を細かく振り返ると、小さな努力に気づけるはずです。
■探しやすい例
| ・苦手科目を克服しようとした
・毎日の提出物を期限内に出し続けた ・クラスの掃除を率先してやっていた ・部活に最後まで参加した ・通学時間を活用して英単語を覚えていた |
これらは一見「普通のこと」に見えても、“自分なりの努力”があれば立派なエピソード です。
人に聞いて視点を広げる
自分では気づかない努力は、他の人から見れば“すごいこと”だったりします。
家族、友人、先生など、あなたをよく知る人に聞くと、自分では見えなかった強みや習慣が見つかることが多いです。複数人に聞いて、同じ答えが出てくる部分があれば、それは強いアピールポイントになります。
■おすすめの聞き方
| 「私のいいところってどんなところ?」
「高校で頑張っていたと思うことある?」 「私の変化や成長ってどこ?」 |
小さな行動をエピソード化
面接で必要なのは“大きな成果”ではなく、小さな行動の中にある「考え方」や「姿勢」 です。どんな小さな行動も、次のように整理すれば立派なエピソードになります。
このように、“小さな習慣” × “工夫” × “気づき” をセットにすると、誰でも伝えられる内容になるでしょう。
| 例:毎日お弁当を自分で作った → エピソード化すると……
結論:健康のために毎日お弁当を作った 行動:早起きして材料を準備し、献立を考えた 結果:1年間続けられた 学び:継続力の大切さを実感した |
「高校生活で頑張ったこと」を面接で話すコツ

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「高校生活で頑張ったこと」は、伝え方を少し工夫するだけで印象が大きく変わります。
ここでは、面接でより伝わりやすくするための3つのコツを紹介します。
1分でまとめるコツ
面接では、長く話すより「聞き取りやすい長さで、要点がまとまっている」ほうが好印象です。目安は 1分〜1分30秒。短い時間で伝えるためには、話す内容を絞ることが大切です。
話したいことが多くても、まずは 「これだけ伝わればOK」という軸を決める とまとめやすくなります。
■ポイント
| エピソードは“1つ”にしぼる
結論→行動→結果→学びの流れを守る 詳しすぎる説明は省く |
結論から話す
最初に「何を頑張ったのか」を伝えると、面接官はその後の話を理解しやすくなります。逆に、理由から話し始めると結論がぼやけてしまい、伝わりにくくなることもあるので注意が必要です。
そのあとに、なぜ取り組んだのか(理由/目的)、どう行動したか(努力/工夫)、何を学んだか(成長)という順で続けるだけで、自然と論理的な話になります。
■例:いい話し方
| 「私が高校生活で頑張ったことは〇〇です。」 |
落ち着いて話す方法
緊張すると、早口になったり、言葉が詰まったりすることがあります。そんなときは、事前の準備に加えて“話し方のクセ”を意識することで、落ち着いた状態で伝えやすくなるでしょう。
とくに丸暗記は逆効果になりやすく、忘れた瞬間に頭が真っ白になりがち。「要点だけ覚えて、自分の言葉で話す」ほうが落ち着きやすいです。
■ポイント
| 深呼吸をしてから話し始める
一文ごとに軽く区切る意識を持つ 丸暗記ではなく「話す流れ」だけ覚える 目線は一点ではなく、面接官のあたりをふんわり見る |
【FAQ】「高校生活で頑張ったこと」についての疑問を解消!
Q1. 「高校生活で頑張ったこと」で部活以外の例を回答する場合は?
- 勉強、学校行事、資格挑戦、人間関係、アルバイト、ボランティアなど「自分なりに工夫したこと」「続けたこと」 があれば十分アピールになるでしょう。
特に面接官は“どんな経験か”より、その経験から何を学んだのか を重視しています。
Q2. 「高校生活で頑張ったこと」が思い浮かばないときの対処法は?
- 「これといって頑張ったことがない……」と感じる場合は、日常の小さな習慣や行動を細かく振り返ってみましょう。また、家族や友人に「私が頑張っていたと思うことある?」と聞くと、自分では気づかなかったポイントが見つかることもあります。
■例
| 苦手科目に少しずつ取り組んだ
掃除当番をサボらず続けた 毎日お弁当を自分で作った クラスの誰とでも話せるように意識した |
Q3. 「高校生活で頑張ったこと」で失敗談を話してよい?
- 失敗談を話しても問題ありません。むしろ、失敗→工夫→成長 の流れがあるエピソードは評価されます。
重要なのは、「なぜ失敗したのか」「どう乗り越えようとしたのか」「そこから何を学んだのか」。この3点が伝わると、結果よりも“考え方”が見えるため、好印象につながることが多いです。
「高校生活で頑張ったこと」を言葉にしよう!

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高校生活には、部活や勉強、行事、人との関わりなど、多様な経験があります。大きな成果でなくても、日々の中で続けてきた行動や気づきは立派なエピソードです。
本記事の流れを参考に振り返っていくと、自分の高校生活で語れるポイントが見つけやすくなるでしょう。少しずつ整理しながら、自分らしい言葉でまとめてみてください。未来へ進む力につながります。